Pianist and Keyboard player's albums

6歳のときプレゼントされたミニ・キーボードを使って独学でセロニアス・モンクの「Well you needn’t」を弾くようになる。


Joey Alexander / My Favorite Things / 2015年
ジョイ・アレキサンダー / マイ・フェバリット・シングス / No,1162

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きのう、年上の知人から、
「オマエのコンテンポラリーはつまらん!」と、
バッサリ切られました。
“ オマエの  ” て言われてもね〜。

もし刃物を持っていたら、切りつけていたかもしれん。
フ〜危ないあぶない。

気を取り直して、
しかし、文句の来なさそうなとこからいこう。

ピアニスト、ジョーイ・アレキサンダーのデビューアルバム。
2015年のアルバムだけど、
レコーディング時は、なんと11歳。

小学5年生!
オイラが、まだ洋楽にも出会ってなかった頃。
沢田研二と山口百恵に夢中だった頃だ(そんなことはどうでもいいか)。

ジョーイ・アレキサンダーは、

2003年6月25日にインドネシアのバリ島で生まれた。観光業の傍らアマチュアミュージシャンとして活動する父親とジャズファンの母親の元で育てられたジョーイは、幼い頃からジャズに興味を持ち、6歳になると父親から買い与えられたキーボードを駆使して耳コピした曲を自己流で弾き始めたという。そんなジョーイの才能に気づいた両親はジャカルタに転居し、彼をインドネシアのトップミュージシャンたちと交流させるようにした。そして8歳のとき、ジョーイはジャカルタを訪れた巨匠ハービー・ハンコックの目に留まり、翌年ウクライナのジャズフェスティバルに出場して見事グランプリを獲得。その後ニューヨークに居を移したジョーイの噂は世界的トランペット奏者のウィントン・マルサリスの耳にも入ることとなり、2014年5月にアメリカで行われたショーで共演。これがジョーイのアメリカデビューとなった。

12歳、アルバムデビューですよ !!!
アン・ビリーバブー! まさに、神童。

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アルバムは、いきなり “  Giant Steps ” から幕を開ける。
そして、オルジナル曲まで入ってる。

単に11歳にしてはめちゃめちゃ上手い、というのではなく、
しっかりと自分のジャズしてると言うか、
自分のグルーブを持ってるというか、楽しんでる。
表現力について語るレベルというか。

生で聴いたら、もっと驚くかもしれない。
手とか大きくなっていったら、
また、表現力の幅も格段に大きくなるんだろうな。

まさしく、アンファン・テリブル!
クォンタム・ジャンプ、いやいやジャイアント・ステップだ。

Piano – Joey Alexander
Bass – Larry Grenadier (tracks: 1 to 4)
Bass – Russell Hall (tracks: 5, 7, 8)
Drums – Sammy Miller (tracks: 5, 7, 8)
Drums – Ulysses Owens (tracks: 1, 2, 4)


Joey Alexander – Giant Steps (In-Studio Performance)


Joey Alexander – My Favorite Things (In Studio Performance)

My Favorite Things

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  • Joey Alexander
  • ジャズ
  • ¥1600
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