Pianist and Keyboard player's albums

コンテンポラリーへの船出、クリスチャン・サンズ。ベーシスト中村恭士も活躍!


Christian Sands / Reach / 2017年
クリスチャン・サンズ / リーチ / No,1240f:id:kingt4nikola:20190828182007j:plain
誕生日は、あっというまに過ぎる。
クリスチャン・サンズに戻るよ。

2017年、サンズがついに、
これまでのオーセンティックなジャズ路線から、
自作メインの活動に舵を切ったアルバム。

10曲中8曲が彼の作品だ。
1曲目から、来た来た〜クリスチャン・サンズいらっしゃい、て感じ。
なんかトラディショナルなジャズでの彼も、もちろん素敵というか、
ずば抜けた存在だったけど、

やはり、自分自身のジャズを創造して欲しい。
いや十二分にそれができる才能を有してることは明らかなんで、
なんだか、うれしくなっちゃう。

全体的に、コンテンポラリーな要素と、
モダンジャズな要素の折衷的な雰囲気だけど、
まだまだ、ぶっちぎって欲しい。
いや、まだ一歩を踏み出したばかりだ、ゆっくり見守ろう。

バラエティに富んだ内容だけど、
サックスでマーカス・ストリックランドが3曲、
ギターでギラッド・ヘクセルマンが2曲参加。
このヘクセルマンが、特にいい。

それからプロデュースを務めるクリスチャン・マクブライドも
ベースで1曲参加している。
彼のバンドでの活躍も目覚ましいサンズ、
ベテラン・マクブライドから可愛がられているのだろう。

あと、なんといってもベーシストが中村恭士なのもうれしい。
今後も、バンドとして更なる高みを望むばかりだ。

Piano – Christian Sands
Bass – Yasushi Nakamura
Bass – Christian McBride (tracks: 8)
Bass Clarinet – Marcus Strickland (tracks: 4)
Tenor Saxophone – Marcus Strickland (tracks: 3, 4)
Drums – Marcus Baylor
Guitar – Gilad Hekselman (tracks: 7 to 9)
Percussion – Cristian Rivera (tracks: 5)
Producer – Al Pryor, Christian McBride
Written-By – Barry Mann (tracks: 10), Bill Withers (tracks: 8), Christian Sands (tracks: 1 to 7, 9), Cynthia Weil (tracks: 10), James Horner (tracks: 10)


Christian Sands – “Reaching For The Sun”

REACH

REACH

  • Christian Sands
  • ジャズ
  • ¥1500
リーチ [日本語帯・解説付] [輸入CD]

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