Nypan / Big City / 2018年
ニューパン / ビッグ・シティ / No,1244
月曜日、今週末は “ 鹿児島ジャズフェスティバル ” ということで、
テイラー・アイグスティ様にもどるよ。
このアルバムは、ノルウェイ・ジャズの俊英ギタリスト
Øyvind Nypan のサードアルバム。
「NYに行き、気に入ったミュージシャンを4人集めて自作を録音する」というニューパンが願いが実現させた「夢のプロジェクト」。
ベン・ウェンデル(サックス) 、テイラー・エイグスティ(ピアノ)、ジョー・マーティン(ベース)、 ジャスティン・フォークナー(ドラムス)の4人、共演経験ほぼ無しのバンド。
とはいえ、このメンツだ、すこぶる調子いい。
まさしく “ Big City ” は、ニューパンにとってのNYなんだろう。
ジャケットといい、そのまんまだけど、サウンドと相まってカッコいい。
ベン・ウェンデルとテイラー・エイグスティ、
そして、このニューパンの相性がじつにいい。
メンツを想定して書いた曲なのではないと思われるけど、
それだけ、おのおののレベルの高さがうかがえる名盤だ。
ニューパンのギターに力みは感じられないけど、
そうとうの意気込みが感じられる良いアルバム。
まったくノーマークだったニューパンというギタリスト、
今後の活躍にも期待だ。
我らがジャパンのヤングライオン・ギタリスト井上銘にも、
こんな試みで外へ出て行って欲しいな。
Guitar – Øyvind Nypan
Bass – Joe Martin
Drums – Justin Faulkner
Piano – Taylor Eigsti
Saxophone – Ben Wendel
All Compositions By – Øyvind Nypan
Nypan – Come What May
Nypan – Close To The Sun