Guitar player's albums

ヒップ・ホップ+Mベース+インディロック=新世代ギタリスト / ラフィーク・バーティア

Rafiq Bhatia / Yes It Will / 2012年
ラフィーク・バーティア / イエス・イット・ウィル / No,1322f:id:kingt4nikola:20191117212341j:plain

今週もギタリストいきますよ、初紹介ラフィーク・バーティア。

ラフィークは1987年ノースカロライナ州生まれ。両親・祖父母はインド系アフリカ人の移民。

ニューヨークのアヴァンギャルド・ジャズ/Mベースシーン周辺のギタリストとインディーロック・バンド、サン・ラックスのギタリストとしての顔をあわせ持つ。様々なテクスチャを重ねたり、即興と作曲をお互いに組み合わせるようなスタジオ・プロダクションに関しても造詣が深い。

インド系でMベース、ピアニスト ヴィジェイ・アイヤーと近い存在。
実際、このアルバムにはヴィジェイ・アイヤーも参加してる。
(はからずも、月曜日のヴィジェイ・アイヤー!)

音を聴けばすぐに分かるけど、ギタリストでありながら、単なるギター弾きにあらず。
サウンドの構築に非凡な才を持っている。
まさに、新時代のギタリストというか、サウンド・メーカーだ。

デビュー作でありながら、ヴィジェイ・アイヤーやベテラン・ドラマー、ビリー・ハート。それにビョークやトム・ヨークのコラボレーターとして知られるヴァルゲイル・シグルズソンがミックスを担当している。

もう、ジャズという言葉もなにか陳腐に聴こえるほどの実験的なサウンド。
クラクラするようなアヴァンギャルドさに鳥肌。
新しい音楽の萌芽を感じてください。

Electric Guitar, Acoustic Guitar, Loops, Synthesizer, Electric Piano – Rafiq Bhatia
Bass – Jackson Hill
Drums – Alex RItz, Billy Hart
Cello – Kevin McFarland
Clarinet – Joshua Rubin
Flute – Claire Chase
Tenor Saxophone – Jeremy Viner
Trombone – Corey King
Trumpet – Peter Evans
Viola – Victor Lowrie
Violin – Caleb Burhans, Christopher Otto
Voice – Nina Moffitt
Piano – Vijay Iyer
Producer, Recorded By, Effects, Sampler, Synthesizer, Electric Piano – Alexander Overington
Mixed By – Valgeir Sigurðsson


Rafiq Bhatia – Try (Live)

Yes It Will

Yes It Will

RELATED POST