Preservation Hall Jazz Band / A Tuba to Cuba / 2019年
プリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド / ア・チューバ・トゥ・キューバ / No,1366
さあ大晦日がやってきた。
慌ただしい一日に、ご陽気な音楽を届けたい。
きのう紹介のビヨンセはアメリカ南部のテキサス州の出身。
そして、そのお隣にあるのがニューオーリンズのあるルイジアナ州。おなじくカリブ海に面した州だ。
やや強引だが、同じような文化圏ということで、きょう紹介のバンドは、ジャズ誕生の地ニューオーリンズの老舗ライブハウスの専属バンド、プリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンドだ。
ニューオーリンズのジャズ・クラブ、プリザヴェーション・ホールの専属バンドとし長きに活動したプリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド。近年ではフー・ファイターズやアーケード・ファイアとの活動でも知られる彼らが、カリブ海を超えてキューバへと渡った、自らのドキュメンタリー・フィルム『ア・チューバ・トゥ・キューバ』のサウンド・トラックをサブ・ポップよりリリース。
フジロックにも来日経験ありの本場の実力者集団。
「ルイジアナはアメリカの南部じゃなくて、カリブ海の北部」(柳樂光隆氏うけうり)
という言葉の通りニューオリンズとキューバは、同じ音楽的文化圏。
ニューオリンズのルーツがキューバ、そんなことが体現できる一枚。
アメリカとキューバの国交が回復して実現した企画だ。
いやいや、むずかしいこと抜きに楽しめるアルバム。
強烈な光と色彩、哀愁と枯れたリズム、波のようなグルーヴ。
オイラは、このドキュメンタリーがとても観たい。
このサントラを爆音で大掃除。
爆音でお買い物ドライブのお供にどうぞ。
みなさま、良いお年をお迎えあれ。
Preservation Hall Jazz Band: A Tuba to Cuba Coming 2020
A TUBA TO CUBA Trailer (Documentary 2019)
- アーティスト:Preservation Hall Jazz Band
- 出版社/メーカー: Sub Pop
- 発売日: 2019/11/29
- メディア: CD