John Scofield / Piety Street / 2009年
ジョン・スコフィールド / パイアティ・ストリート / No,2010
ジョン・スコフィールドをもう1枚。
また、ニューオリンズに帰ってきた。
ニューオリンズの重鎮ジョン・クリアリーがプロデュースのほか、ヴォーカル、キーボードを担当。メンバーも、ニューオリンズでは、知らない人はいないというくらいの指折りメンツ。スコフィールド作の1曲をのぞいてゴスペル曲中心の選曲。
ファンキーでスモーキーでブルージー。
全編に渡ってスコフィールドのソウルフルな気分のいいギターが響き渡る。
スコフィールド流ニューオリンズ・サウンド。
ボーカルに、ぴったり寄り添うギターは、歌心満点。
たまにアウトする変化球でのけぞらせてニヤリとさせる。
いつものスコフィールドとは違うけど、気分のいいアルバムでオイラのフェイバリットな一枚。
ジャズの発祥地とされるニューオリンズ。
そのもととなったブラスバンドとゴスペル。
アメリカン・ルーツ・ミュージックに近いところを今週は、紹介してみた。
ちなみに、“ Piety Street Recording ” でグーグルマップで検索すると、このアルバムを録ったレコーデイング・スタジオの位置が、ルイジアナ州ニューオリンズにちゃんと出てくる。閉鎖と書いてあってちょっぴり悲しいけど。
Guitar – John Scofield
Bass – George Porter, Jr.
Drums – Ricky Fataar, Shannon Powell
Piano, Organ – Jon Cleary
Tambourine – Shannon Powell
Vocals – John Boutte, Jon Cleary
That’s Enough – John Scofield and the Piety Street Band
John Scofield Piety Street Album Documentary