Johnathan Blake / Trion / 2019年
ジョナサン・ブレイク / トライオン / No,2020
先週は、ずっとヴォーカルものだったので、きょうはひさびさゴリゴリなヤツを。
ゴリゴリの定義は、そうだなワンホーンのトリオで攻めまくるヤツ、かな。
ピアノやギターなどのコード楽器なし、必要最低限のメンツでの丁々発止となる。
3人の力が卓越してて初めて成り立つフォーム。
ジャズのもっともジャズらしい楽しみが味わえる。
このアルバムは、ジャケ写から分かるようにドラマー、ジョナサン・ブレイクのリーダー作品。
ベースはパット・メセニーの最新作に抜擢され注目株、アジア系オーストラリアの女性骨太ベーシスト リンダ・オーだ。(カゴシマ姉妹都市パース出身!)
そして、肝心のサックスはクリス・ポッター。もう、メンツだけで期待度満々!
いきなりイントロのようなジョナサンのドラムソロ。
そして疾走感あふれる、あのポリスの “ Synchronicity ” でテンション・マックス。
そのままCD2枚分のライブ突っ走る。
まあ、2枚分付き合うには、こちら側にも体力いるけど、ライブの興奮と緊張と歓喜が伝わってくる聴き応え十二分な良盤。
それから、このアルバムは新興のレーベル “ Giant Step Arts ” からのリリースらしい。こちらも合わせて、これから期待のレーベルだ。
Drums – Johnathan Blake
Bass – Linda Oh
Tenor Saxophone – Chris Potter
Johnathan Blake — “One for Honor”
Johnathan Blake – Drumsolo | Int. Augsburger Jazzsommer 2019