Linda Oh / Entry / 2009年
リンダ・オー・トリオ / エントリー / No,2021
きのう紹介したジョナサン・ブレイクのアルバムで三つ巴のガチ・バトルをやってたベーシスト リンダ・オーのデビュー・アルバム。
リンダは、中国系マレーシア生まれのオーストラリア人。
2016年からのパット・メセニー・グループのベーシストとしてワールド・ツアーに加わり世界から大注目のひと。
彼女のデビュー・アルバムがこれ。
デビューからいきなりトランペットを頭に据えたトリオときましたアッパレ。
そして、トランペッターはアンブローズ・アキンムシーレ。
しかも、全編ほぼインタープレイといっていいような内容。
ドラムのカルヴェールは、一定のリズムを刻むことをほぼしていない。
その分、ベーシストの負担は大変なものだし、ドラマーだってもの凄い緊張と集中を必要される超硬派な内容。
ときおり、3人が合わせる決めのフレーズに痺れる。
リンダのベースは骨太でたくましいうえに、じつになめらか。
高校生の時組んでいたバンドでやっていたというレッド・ホット・チリ・ペッパーズを1曲カヴァーしているところもおもしろい。
Bass – Linda Oh
Drums – Obed Calvaire
Trumpet – Ambrose Akinmusire
Linda Oh – “Soul to Squeeze”
Pat Metheny with Antonio Sanchez & Linda Oh – Slip Away – Live at Stoneybrook, NY (09-29-18) – HD