テナーにソプラノにクラリネットにフルート、加えてサンプラー、キーボードにギター、パーカッションまで!ポッターは魔法使いなのか?!
きのうに続いてクリス・ポッター。
2007年からど〜んと飛んでこちら昨年の作品。
2019年を代表するアルバムとして多くの人が挙げるアルバム。
ジャケットの雰囲気から分かるように、エレクトリックというかオーヴァーダビングを駆使しての作り込んだアルバムだ。
メンツは、ドラムにエリック・ハーランド、やっほっ!
ベースは、ザヴィヌル・シンジケートで活躍したリンレイ・マルト。
キーボードにジェームス・フランシス。
あとの楽器は、すべてクリス・ポッターがやっている。
管楽器だけでなくギターやサンプラーやキーボードまで。
そこまでマルチだったんかい!ポッターは魔法使いか!
ハーランドのドラミングはもちろん言うことなしだし、
リンレイ・マルトのミュートを聴かせたアフリカンな香り高いベースもすばらしい。
ジェームス・フランシスの個性もこれまでのUnderground ピアニストで聴くことなかった華やかさ。もちろん、クリス・ポッターは縦横無尽。
緩急自在、ウルトラテクの応酬、全編飽きさせない緊張と疾走感。
めちゃ、カッコいい。
Underground をさらに進化させてる。
というか、それまでの数作ECMで封印されていたグルーヴが戻ってきたぞ!
て感じでとてもうれしい。
ただ最新鋭だというのになぜだか耳に馴染みある、この感じはなんだろう。
クリス・ポッターのプレイにブレッカーの匂いが感じられるからだろうか。
もちろん、褒めてるし、最高〜。
Tenor,Soprano – Saxophone, Clarinet , Flute, Sampler, Guitar, Keyboards,
Percussion – Chris Potter
Drums – Eric Harland
Bass – Linley Marthe (tracks: 3 to 5, 8)
Keyboards – James Francies
↓ 各自の動きに見惚れる!
Chris Potter ‘Circuits’ (Official Video) with James Francies, Eric Harland and Linley Marthe
↓ この動画は、メンツがぜんぜん違けど、それはそれでカッコいい。
Chris Potter Circuits – Live @ A Vaulx Jazz 2019