タブラ好きは集まれ!重鎮ベーシスト デイブ・ホランド、千手観音のごときザキール・フセイン&クリスポッターとのトリオ!
クリス・ポッターをもう一枚。
これも2019年作品。この年を代表する一枚といっても過言でないでしょうデイブ・ホランドのアルバム。
木曜日にちらっと書いたけど、デイブ・ホランドは、クリス・ポッターの師匠にして拍子の魔術師ベーシスト。
彼が組むのは、変拍子がデフォルトなインド音楽のマスター、タブラ奏者のザキール・フセイン。
こんな、たのしみなトリオもまたとない、最高だよ。
もちろん3人の力が、非常に高いところで拮抗してるがゆえの秀作なワケだけど、
やはり、ザキールのタブラのその多彩な表現力に息を呑む。
週末だけど、コンフォートでもクワイエットでもなく、静かに燃える炎のような3人のプレイ。聴くものをつぎの展開、つぎの展開とワシづかみにするようなグルーヴ。
もちろん持ってないけど、ハイエンドなドでかいシステム、スピーカーで、この音源を聴いてみたい。さぞかし気持ちいいだろうな〜と想像できる。
いわゆるスピリチャルなジャズとは違うけど、もうなにか神がかってるというか魔術的。
Bass – Dave Holland
Soprano&Tenor Saxophone – Chris Potter
Tabla, Kanjira, Percussion, Madal – Zakir Hussain
Dave Holland, Zakir Hussain & Chris Potter (Crosscurrents Trio) – Good Hope
↓ いい顔して演奏するな〜ザキール!
Dave Holland / Zakir Hussain / Chris Potter Trio – Heineken Jazzaldia 2018