Nicholas Payton / Sonic Trance / 2003年
ニコラス・ペイトン / ソニック・トランス / No,2030
今日も、ニコラス・ペイトン。
これは昨日の “ ライブ・アット・ボヘミアン・キャヴァンズ ” を遡ること10年、2003年のアルバム。
2003年といえば、ロイ・ハーグローヴのRHファクター
とも同じ時期。
やはりジャズの変容というか、新しい萌芽が感じられる。
2分47秒の導入的な一曲目の出だしで正直げんなりするかもしれない。
あ〜ちゃらいジャジーヒップホップか、時代的に仕方ないかな〜なんて。
しかし、2曲め以降を注意深く聴いてほしい。
次第に熱を帯びてくるグルーヴを、その漆黒のサウンドを。
ニコラス・ペイトン、まだBAMを提唱するずいぶん前だけど、その血の中には脈々と熱いファンクネスが流れている。
曲のタイトルを見ると、ジャマイカの帝王シャバ・ランクスやアフロビートの創始者フェラ・クティへ捧げられたと思われる曲もあり、そこらへんも曲調とともに楽しめる。
Trumpet, Flugelhorn, Keyboards, Effects – Nicholas Payton
Sampler – Karriem Riggins
Bass – Vicente Archer
Drums – Adonis Rose
Keyboards, Recorder – Kevin Hays
Percussion – Daniel Sadownick
Soprano,Tenor Saxophone – Tim Warfield
Nicholas Payton – Praalude (Sonic Trance)
Nicholas Payton & Sonic Trance LIVE – Cannabis Leaf Rag
Nicholas Payton & Sonic Trance LIVE – Fela 1