Large Ensemble

現代ラージ・アンサンブルの教科書的作品、エドワード・サイモンのアフィニダッド+イマーニ・ウインズ。

Edward Simon with Afinidad & imani Winds / Sorrows And Triumph / 2018年
エドワード・サイモン・ウイズ・アフィニダッド&イマーニ・ウインズ  / ソロウス・アンド・トライアンフ / No,2059

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エドワード・サイモンは、ベネズエラ出身、NYでの活動の他、現在はSFJAZZ Collectiveのメンバーとしても活躍するピアニスト。
カナダ → アルゼンチン ときてベネズエラ。ジャズのボーダーレス化、いいよね。

この作品は、エドワード・サイモンが自身のカルテット “ Afinidad ” を中心に、管楽器5人組の “ Imani Winds ” 、さらにヴォーカルのグレッチェン・パーラト、ギターのアダム・ロジャースなどゲストを加えて制作したアルバム。

www.imaniwinds.com

サイモンがアメリカ室内楽協会の‘ニュー・ジャズ・ワークス・プログラム’の委託を受けて書いた“Sorrows and Triumphs”と“House of Numbers”の2 つの組曲を中心に、曲順を再配列したもの。

らしい。

内容は、じつにこのジャケットがよく表している。

美しい彩り、細やかなグラデーションが折り重なる一大パノラマ。
大自然を思わせる開放感、飛び交う野鳥、咲き乱れる草花、降り注ぐ光。

グレチェン・パーラトのボーカルが風となって、
主役エドワード・サイモンのエレピが軽やかに歌う。
ドラムのブライアン・ブレードが変幻自在に輪郭を変化させる。

まさしく現代ラージ・アンサンブルの教科書的作品。

Afinidad:
Piano, Keyboards – Edward Simon
AltoSaxophone – David Binney
Bass – Scott Colley
Drums – Brian Blade

Imani Winds:
Flute – Valerie Coleman
Oboe – Toyin Spellman-Diaz
Bassoon – Monica Ellis
Clarinet – Mark Dover
French horn – Jeff Scott

Guest:
Vocals – Gretchen Parlato
Guitar – Adam Rogers
Percussion – Rogelio Boccato
Percussion – Luis Quintero


Triangle – Edward Simon


The Beauty of Space – Edward Simon w/Afinidad and Imani Winds, Feat David Binney and Brian Blade

Sorrows & Triumphs

Sorrows & Triumphs

  • アーティスト:Simon, Edward
  • 発売日: 2018/04/20
  • メディア: CD
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