Marquis Hill / The Poet / 2013年
マーキス・ヒル / ザ・ポエット / No,2063
マーキス・ヒル続き。
カッコいいジャケット、フリューゲルホーンがマーキスらしい。
意外とこのアルバムのことは知られていない。
マーキスがその名をとどろかせたのが2014年のセロニアス・モンク・コンペティションでの優勝だったからか。
現在のサウンドと違って、アコースティック。
でも1曲目(イントロデュース的な流れ)聴くと、
「意外と変わんないじゃん!」となる。
2曲目からベースとドラムがうねるようなグルーヴを刻み、
「よし、来た!来た!」て感じだけど、
それでも全体のトーンは、エレクトリックになってからと大きく違わない。
それは、たぶんヴィブラフォンの効果的な使い方とマーキスの楽曲の良さが、
カッコよさと聴きやすさ、怒涛のポリリズムとスムースな流れ、を両立させているのだと思う。
それにしても、グイグイ来るこのリズム隊いいな。
ベースはジョシュア・ラモス、マーキス組と言えるメンツ。
ドラムはと、マカヤ・マクレイヴン!なるほど、いいわけだ!
怒涛のグルーヴとマーキス・ヒルのメロウなサウンドの美しいマリアージュ。
これ、かなりのオススメアルバム。
Trumpet – Marquis Hill
Alto Saxophone – Christopher McBride
Vibraphone – Justin “Jusefan” Thomas
Piano – Josh Moshier
Bass – Joshua Ramos
Drums – Makaya McCraven
Percussion – Juan Pastor
Return of the Student – Marquis Hill
Marquis Hill – The Poet