Becca Stevens / Regina / 2017年
ベッカ・スティーヴンス / レジーナ / No,2069
さあ月曜日、たまにはヴォーカルからスタート!
オイラの好きなヴォーカリスト3本指に入るベッカ・スティーヴンス。
以前一枚は紹介したかな ↓。
ヴォーカリストとして引く手あまたな人気者なんで、参加アルバムはもっとあるはず。
いわゆるジャズボーカルとは違って、どこにもスィング感はない。
しかし、ちょっと聴けばこれはジャズ以外の何物でもないことは、すぐわかる。
そう、現代ジャズ・ヴォーカルの代表選手と言っても過言ではない存在が彼女だ。
特に今回は自身の声を重ねた緻密なサウンド、たんにコーラスあるいはハーモニーという言葉では言い表し難い深みを醸す表現が、このアルバムの大きな特徴だ。
シンプルなチャランゴ(南米アンデス地方周辺の民族楽器、マンドリンに近い音色、見た目はウクレレのようでもある)にのせられた彼女の重層的な声は、ひごろ分厚いコーラス・ハーモニーに胸焼けするタイプのオイラにも、なぜか素直にすっと馴染んでくる。
これまでのジャズ・ヴォーカルにピンとこなかったアナタ、
新しいジャズ・ヴォーカルを欲してるアナタ、
迷わず彼女を聴くがいい!
そうそう、このアルバムにはジェイコブ・コリアーとのコラボ曲も2曲収録あって、特にスティービー・ワンダーの “ As ” カヴァーも白眉なり!
Lead Vocals, Backing Vocals, Charango – Becca Stevens
Featuring, Backing Vocals, Upright Piano, Handclaps, Finger Snaps, Banjo, Bongos, Percussion, Other, Gong, Mandolin, Synthesizer, Engineer, Edited By, Co-producer – Jacob Collier
Backing Vocals, Bass, Acoustic Guitar – Michael League
Backing Vocals, Featuring – Laura Mvula
Drums, Glockenspiel, Kalimba, Shaker, Chimes, Cymbal, Synthesizer, Electric Piano – Troy Miller
Drums, Percussion – Jordan Perlson
Bass – Chris Tordini
Piano – Oli Rockberger
Cello – Andrew Yee, Hamilton Berry
Viola – Nathan Schram
Violin – Amy Schroeder, Keiko Tokunaga
Becca Stevens – Queen Mab (Official Music Video)
As – Becca Stevens & Jacob Collier