全曲オリジナル、ジャケットにも大人が滲む ザ・バッド・プラス!
さて、きょうまで ザ・バッド・プラス、最新版。
もうすっかり大物感まで出てきたザ・バッド・プラス。
「ロックの魂を持ったジャズ」なんて言われることもあるけど、
むしろこの淡々とした空気感こそが彼らの本領ではないだろうか。
手数の多い暴れるドラムは大好きなオイラだけど、
意外と計算ずくの感じが、むしろ好きだ。
どこで爆発するんだ!と、
いきそうでいかない感じは、テクノ感さえ漂う。
おそらく、ライブだと違うんだろうけど。
全曲オリジナルで来たという静かな勝負感、
ある種の幽玄さが漂う一枚だ。
Art Direction, Photography By – Dave King
Bass – Reid Anderson
Drums – Dave King
Piano – Orrin Evans
Producer – The Bad Plus