Lars Danielsson / Tarantella / 2009年
ラーシュ・ダニエルソン / タランテラ / No,2097
月曜日、あたらな週が始まった。
何聴いてもさっぱりしなくて、めっちゃファンキーなジャズでもと思ってたのに180度違う着地をしてしまった。
アレだね、行動に制限というか自由度が狭まってくると、とたんに人(オイラのこと)って膿んでくるね。
別にクルーズ船に閉じ込められてるわけでもないのに、ちょっと選択肢が狭まってくるだけで、なにか窮屈な精神状態になってくる。こんな時、まじ癒しになるのは音楽だ。
きょうのアルバムは、スウェーデンの売れっ子ベーシスト ラーシュ・ダニエルソン。
ダニエルソンは、ベースだけではなくチェロも弾きこなす。
ここらへん、ヨーロッパンのジャズメンに多いけどクラシック出身というか、クラシックのベースを持つジャズメンらしい。
正直言うと大好きなドラマー、エリック・ハートランドが起用されてるという理由で、このアルバムのこと知ったんだけど、このアルバムなかなかいい。
正直、エリック・ハートランドらしさが活きてるかと問われれば疑問なんだけど、ヨーロッパのジャズらしい繊細さと美しさにくらくらする。
ピアノはポーランドの俊英、ダニエルソンとはデュオ作も出してるレシェック・モジジェル。
静かで透明感あふれる北欧の情景が目の前に広がるようなあまりにも甘美な世界。
たまには、こんなのもいいかも。
Bass, Cello, Violin – Lars Danielsson
Composed By – Lars Danielsson(tracks: 1 to 4, 6 to 8, 10 to 13)
Drums, Percussion – Eric Harland
Guitar – John Parricelli
Piano, Celesta, Harpsichord – Leszek Możdżer
Lars Danielsson / Tarantella / – Tarantella
Lars Danielsson ”Tarantella” – JazzBaltica 2010