Aaron Parks / Little Big / 2018年
アーロン・パークス / リトル・ビッグ / No,2139
さて月曜日、アーロン・パークスから始めよう。
ギターとの双頭カルテット的作品。
アーロンは、ピアノだけではなくローズやシンセも弾いている。
タイトル “ リトル・ビッグ ” は、SFファンタジーの少説タイトルから引用したものらしい。その原作についてはこちら ↓ 。
大都会の彼方、とある森のはずれに、此岸と彼岸とをつなぐ一軒の広大な屋敷「エッジウッド」が建っていた。そこでは現実と空想の世界が交錯し、一族は妖精の存在を信じていた。19XX年夏のある日、一人の青年スモーキィ、バーナブルが「エッジウッド」邸の主ドリンクウォーター博士の娘と婚礼を挙げるために屋敷を訪れた。「察するところ―君は、どんな世界に飛び込んでゆくのか承知していると思うが…」そこに暮らすことになったスモーキィは、やがて自分がその一族にまつわる謎と神秘の世界にからめとられ、長い長い物語のうちに引きずり込まれていることに気づきはじめた…。SF・ファンタジー界の異才ジョン・クロウリーの名を一躍高からしめた、壮大なスケールで描く現代の叙事詩。世界幻想文学大賞受賞作。
これも、読んでみたくなる。
ともかく、これはジャズ初級者含め万人にオススメできる一枚。
アーロンのピアノのリフが、ただただ美しく。
それに絡む、歪んだローズのソロが、またすごい。
ロックっぽいギターもカッコいい。
コンテンポラリーな要素満載なのに1ミリも小難しくない。
かといってチャラさに傾かず、格調高さを保ち続けてる。
さすがアーロン・パークス、すばらしい出来。
Piano, Keyboards – Aaron Parks
Bass – David Ginyard
Drums – Tommy Crane
Guitar – Greg Tuohey
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Degree of
Conceptual / コンセプチュアル度 ☆☆☆
Fantastic / ファンタジック度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Healing / ヒーリング度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Aaron Parks Little Big – “Rising Mind” @ musig im pflegidach, Muri
OFF THE CUFF CONCERT SERIES – Aaron Parks Little Big – Full Episode