Eric Legnini / Sing Twice / 2017年
エリック・レニーニ / シング・ツァイス / No,2141
最近、よく知らないアフロ・ビートを漁っている。
(もちろん、アフロ・ファンクではなくてジャズよりの路線だ)
そうすると、よくこのアルバムの名が出てくる。
エリック・レニーニは、イタリア系ベルギー人ピアニスト。
別にアフリカンの血が流れてるわけでもなく、その音楽性も特にアフリカに傾倒している人ではない。
しかし、2017年のこのアルバムで、“ Afro Jazz Beat ” をぶち上げた。
まあ、この人がアフロと叫んだのが、よっぽどトピックだったんだね。
実際聴いてみると、もろアフリカンなのはマリ出身の女性シンガーMamani Keitaを招いての2曲。あとは若干リズミックかな、くらいの初級編て感じ。
でも逆に、強烈な大地のサウンド、民族音楽らしさが苦手な人には、
とてもいいアルバムだと思う。
ヴォーカル曲も6曲あって実に聴きやすいし、アルバムとしてのクオリティは上々だし、エリックのピアノは流麗で、正統派のジャズピアノだ。
Degree of
Conceptual / コンセプチュアル度 ☆
Aflo Beat / アフロ度 ☆
Comfort / コンフォート度 ☆☆☆
Healing / ヒーリング度 ☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
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Piano, Electric Piano, Keyboards – Eric Legnini
Baritone Saxophone – Boris Pokora
Bass – Thomas Bramerie
Drums – Franck Agulhon
Guitar – Da Romeo (tracks: 4, 8)
Flugelhorn – Julien Alour
Flute – Boris Pokora
Percussion – David Donatien (tracks: 4), Eric Legnini, Franck Agulhon
Synthesizer – Xavier Tribolet (tracks: 3)
Tenor Saxophone – Boris Pokora
Trombone – Jerry Edwards (3)
Trumpet – Julien Alour
Vocals – Emi Meyer (tracks: 5), Hugh Coltman (tracks: 2, 3, 6), Mamani Keita (tracks: 4, 8)
Yan Kadi – Eric Legnini & Mamani Keita