Piano Trio

たった3人で作り出す叙情的で広大な世界、スティール・ハウス

Edward Simon, Scott Colley, Brian Blade / Steel House / 2017年
エドワード・サイモン, スコット・コリー, ブライアン・ブレイド / スティール・ハウス / No,2170

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きょうまで、ドラマーのブライアン・ブレイド繋がりで。
2017年リリースのアルバム、スティール・ハウス。

ピアノのエドワード・サイモン、ベースはスコット・コリー、そしてドラムのブライアン・ブレイドというピアノ・トリオ。

この3人では以前、こんなアルバムを紹介した。

これは、きのうも登場の管楽器5人組 “ Imani Winds ” と、さらにサックス、ヴォーカル、パーカッションを加えてのラージ・アンサンブルな作品だった。

つまりこの “ スティール・ハウス ” は、“ ソロウス・アンド・トライアンフ ” の前日譚的作品ということになる。

リリースは1年違いだけどレコーディングは、こちらは2014年。
“ スティール・ハウス ” で感触をつかんで “ ソロウス・アンド・トライアンフ ” に発展したってことかな。

ちょっとだけシンセやヴォーカル入の曲もあるし、なるほど普通のピアノ・トリオ作品ではない。

非4ビート、でもコンテンポラリーという感じもしない。
ソロももちろんあるけど楽曲主体な曲作り。
3人でよくこんな広がりのある楽曲空間を創れるなと感心する。

ブライアン・ブレイドのドラミングもよく貢献していると思うし、スコット・コリーのベースだからこその世界だ。

それにしても、ブライアン・ブレイドは、いつも楽しそうにドラムを叩く。
観てる方まで楽しくなるプレイは、いつか本物を観てみたい。

Degree of
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Visual / 映像度 ☆☆
Ensemble / アンサンブル度☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Piano, Keyboards – Edward Simon
Bass – Scott Colley
Drums – Brian Blade


Chronicle -Steel House: feat. Scott Colley, Edward Simon & Brian Blade

Steel House

Steel House

  • Edward Simon, スコット・コリー & ブライアン・ブレイド
  • ジャズ
  • ¥1681
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