Or Bareket / Ob1 / 2017年
オル・バレケット / Ob1 / No,2203
さて今日は、きのうのアリ・ホーニグのアルバムに参加してた オル・バレケットのアルバムを紹介。
オル・バレケットは、イスラエルはエルサレム出身のベーシスト。
アルゼンチンのブエノスアイレスとイスラエルのテルアビブで育ち、現在NYで活躍。
このアルバムは、彼のリーダー・デビュー作。
メンバーはギターがやはりイスラエル出身シャハル・エルナタン。(↓ この人)
ドラムが、やはりイスラエル出身ジヴ・ラヴィッツ。この人はシャイ・マエストロの作品等で活躍。
そして、ピアノに同じくイスラエル出身ガディ・ラヴァディ。
いずれもNYで活躍中の若き実力者だ。
そして、そんななかパーカッションが、スナーキー・パピーでの活躍で有名な小川慶太ときている。ヤッホー!
70年代ロックぽい楽曲、ベースの美しいハーモニクスに誘われるような曲、軽快でダンサブルな曲、ロマンティックに浮遊するような世界観の曲だったり。シメのファンク&イスラエルフォークロアな曲まで多彩で十二分に楽しめる内容。
コンテンポラリーながら非情にメロディアスで聴きやすい。
小気味いいテンポだったりスローだったりするけど、迫力よりも揺れるような優しいグルーヴが全ての楽曲に印象的だ。
オルのブエノスアイレスでの経験が影響しているのか南米サウンドへの指向が感じられ心地よい。イスラエル勢も90年以降生まれを第4世代とすれば彼は第3世代後期といったところだろうか。イスラエル勢といってもひとくくりに出来ないような多様な音楽性が存在していておもしろい。
オル・バレケット、好きになった。
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Nostalgic / ノスタルジック度 ☆☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆
Ensemble / アンサンブル度☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆
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Bass – Or Bareket
Accordion – Vitor Gonçalves
Drums – Ziv Ravitz
Guitar – Shachar Elnatan
Percussion – Keita Ogawa
Piano – Gadi Lehavi
Or Bareket Quartet “Patience”
Or Bareket -OB1 album EPK