Saxophon player's albums

3世と名のつくオトコはウォルター・スミスの他には、ルパンしか知らないぜ……あ、マイルスがいた!

Walter Smith III  / III / 2010年
ウォルター・スミス III / III / No,2217

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きのう紹介ジェラルド・クレイトンのヴィレッジ・ヴァンガード・ライヴで、いい仕事してたローガン・リチャードソン&ウォルター・スミス3世繋がりでちょっと前の作品、2010年のウォルター・スミス 3世のアルバム。

ローガン・リチャードソンは、この時まだ駆け出しで1曲のみ参加。ウォルター・スミスの他は、トランペットにアンブローズ・アキンムシーレ、ワオッ!そしてドラムがオイラの好きなエリック・ハーランド。ベースにジョー・サンダース、ピアノはジェイソン・モランというかなり期待できる布陣だ。

1曲目から無伴奏のソロで入って決めまくるし、バラード調の曲だって途中からやたら盛りあがるし、どの曲も緊張感と予測不可能な感じが堪らない。ちょっとスピリチュアル入ってる感の曲もあって、おもしろい。

絶好調なハーランドに加え、アキンムシーレも遠慮なく吹きまくってる。そしてジェイソン・モラン節も健在、いいぞ、いいぞ。

それにしてもエリック・ハーランドの入ったバンドは、音がしまるしまる。
確実にワンランクあがってる気がする。

ジャケットもシンプルで、カッコいいぞ 3世!

Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度☆☆☆
Spiritual / スピリチュアル度 ☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆
Ensemble / アンサンブル度☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Tener Sax – Walter Smith III
Trumpet – Ambrose Akinmusire
Piano -Jason Moran
Bass – Joe Sanders
Alto Sax – Logan Richardson (track 4)
Bass – Joe Sanders
Drums -Eric Harland

↓ 動画はメンツが違う。アキンムシーレ&ウォルター・スミス III、そしてジェラルド・クレイトン。


Walter Smith

III

III

 
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