いきなりドラムとサキソフォンのデュオ!
Tomorrow’s Warriorsで出会ったビンカー・アンド・モーゼスのプリミティヴな初期衝動が爆発!
Binker And Moses / Dem Ones / 2015年
Tenor Saxophone – Binker Golding
Drums – Moses Boyd
Composed By – Binker Golding, Moses Boyd
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Spiritual / スピリチュアル度 ☆☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
UKジャズ続くよ〜!。
ビンカー・アンド・モーゼスは、きのうのアシュリー・ヘンリー “ ビューティフル・ヴァイナル・ハンター ” にも参加してた若きUKジャズ・ライオンズ、ドラマーのモーゼス・ボイドとサックス奏者ビンカー・ゴールディング、2人のユニット。
若いって度胸ある!真価問われるいきなりのデュオで勝負をかけてきた。
結果、英国での数々のジャズ賞(MOBOアワーズ、ベスト・ジャズ・アクト賞、ジャズFMアワーズ、年間ベストUKジャズアクト、年間最優秀ブレイクスルーアクト。パーラメンタリー・ジャズ・アワーズ、年間最優秀新人賞)を掻っさらった。
これ、もうジャズ喫茶で、どでかいシステムで爆音で聴きたいアルバム。
「ああ〜UKジャズね、クラブ・サウンドね」なんて抜かしてるジジイにこそ聴いて欲しい。
ECM揃えてる場合じゃないですよ、と。
もう、ジャズとか言う前に、楽器を持った初期衝動みたいなものの爆発を感じる。
熱さがほとばしって、こちらまで顔がほころぶ。
オジさんも、シャキとしなきゃ!と背筋の伸びるすがすがしい1枚。
音もジャケット・デザインも、ド直球でカッコいい!
↓ そうそう “ Tomorrow’s Warriors ” については、こちらを参照。
「新世代UKジャズ」について絶対知っておくべき8つのポイント / Mitsutaka Nagira