クリス・ライトキャップがおくるアメリカン・ギター・サウンド “ 考えるな、楽しめ ” 。
Chris Lightcap / Superette
Bass – Chris Lightcap
Drums – Dan Rieser
Electric Guitar – Curtis Hasselbring, Jonathan Goldberger, Nels Cline (track: 3, 5, 7, 8)
Organ – John Medeski (track: 2, 3, 6, 8)
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
クリス・ライトキャップをもう1枚。
今度は “ ビッグマウス” 名義ではなく、個人名義。
メンバーもガラッと代わってる。
まず、ドラムがダン・リーザー。
そしてギターが3人も参加。カーティス・ハッセルブリング、ジョナサン・ゴールドバーガーそしてネルス・クラインが4曲。
それから、オルガンでジョン・メデスキが4曲。
サックスというか管楽器なし。ハッキリ言って “ ビッグマウス” の時とは全然違うサウンド。
何と言うんだろ、アメリカン・ロックでもなし、サーフ・ロックぽかったりロックン・ロールだったり、もっとひねくれた曲もあるけどジャムバンドのような感じ。もちろん全編ギターがかき鳴らされていて、軽快に飛ばしまくる。
クリス・ライトキャップの引出しというか、音楽的な嗜好というか指向の1つががとてもよく現れた1枚なのかな。
そうそう、きのうのビッグマウス / エピセンタァでは、ラストにルー・リードを演ってたけど、このアルバムのラストではニール・ヤングを演ってる。うん、うん、嫌いじゃないよ。
ま〜これはジャズなのか ?! とか考えずに楽しんでください。
おもしろい人、クリス・ライトキャップ。
↓ あちらのスタジオ風景って、結構普通の家だったりビルの1フロアだったり光があふれてるとこ多いよね。日本みたいに閉鎖空間じゃないとこがいい。