Saxophon player's albums

Chris Potter / There is a Tide / 2020年
クリス・ポッター / ゼア・イズ・ア・タイド / No,3015

そのレベルの高さには舌を巻くクリス・ポッター、コロナ禍での1人多重録音作品。この作品のバンドでのライブが実現することを切に願う。

Tenor and Soprano saxophones, Clarinet, Bass Clarinet, Flute, Alto Flute, Piano, Keybords, Electric and Acoustic Guitars, Bass Guitar, Drums, Percussion, Samples – Chris Potter
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆

いやはや、ビックリですね、クリス・ポッターの器用ぶり。
管楽器のみならずピアノ、キーボード、ギター、ベース、ドラム、パーカッションと何でもこなす。
そして、楽曲自体の完成度の高さに驚く。正直カッコいい。

でも、やはり一抹の寂しさを禁じえない。
いわゆるインタープレイの醍醐味、それからドラム、ベースなどのリズム面の単調さは否めない。やはりデモ的なものと感じてしまう。

しかししかし、2020年という時を記録した作品としての紛れもないリアルがここにある。

この作品達がバンドで、ライブで、オーディエンスの前で、1日でも早くプレイされる日が訪れることを願っている。 “ There is a Tide – Live ” の実現を。

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