2014年マクブライドのヴィレッジ・ヴァンガード伝説のライヴは、内角を抉るライジング・ファーストボール!
2014 McBride’s Village Vanguard Legends Live Cut Inside Rising Fastball!
Christian McBride & Inside Straight / Live at the Village Vanguard / 2021
Bass, Produced By – Christian McBride
Alto Saxophone – Steve Wilson
Drums – Carl Allen
Piano – Peter Martin
Vibraphone – Warren Wolf
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆☆
Degree of
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Modern Contemporary / 本流回帰度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
きょうも “Christian McBride & Inside Straight” を、もう1発!
このアルバムは、2021年リリースだけど、
2014年の年末に行われたライヴからセレクトされたアルバム。
誰もが認める現代ジャズの“ ファースト・コール・ベーシスト ”クリスチャン・マクブライドは、2009年からNYのヴィレッジ・ヴァンガードで毎年12月に、2週間のレジデント・ギグを務めている。2014年に前半の1週間は、ピアノ・トリオでの演奏。そのライヴ・アルバム “Live At The Village Vanguard” は、グラミー受賞。同年後半1週間が、このクインテット “Inside Straight” で出演。そのライヴ番が本作だ。
昨日取り上げたスタジオ録音も素晴らしいが、
流麗かつ軽快すぎてもの足りなさも感じないでは無い。
待ってましたのライヴ演奏は、各自の見せ場もたっぷり。
シズル感、迫力、激しさ、生々しさ、増し増しのスペシャルなアルバムだ。
コロナ禍でのヴィレッジ・ヴァンガード救済の意味での昨年リリースかも、
ということだけど、このジャズの殿堂での由緒正しいライヴ音源に
新たなレジェンドが加わったのは、言うまでもない。
それにしても12月のヴィレッジ・ヴァンガードは、凄そう!夢のまた夢か。
行ってみたいな〜!