マクブライドとクーバスの「The Q Sessions」に、マイク・スターンが参加!
McBride and Qobuz’ “The Q Sessions” with Mike Stern!
Christian McBride / The Q Sessions / 2022
Bass – Christian McBride
Soprano & Tenor Saxophone – Marcus Strickland (tn on track1,3 ss on track 2)
Drums – Eric Harland
Guitar – Mike Stern
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Modern Contemporary / 本流回帰度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
2週にわたってファンクよりなものばかり取り上げてきたので、
ひさびさ本流なところに戻ろうかな。
きょうは、クリスチャン・マクブライド。
じつは、マクブライドとQobuzがコラボしたEP「The Q Sessions」という案内を読んで、意味が分からなかった。Qobuzってグループ?なん感じで。
Qobuz(クーバス)は、フランス発のハイレゾ・ストリーミングの老舗的配信サービスらしい。Qがレコードになったロゴならなんとなく見覚えあるかもしれない。
The Q Sessionsというシリーズで、今後も続きそうな予感するけど、マクブライドを中心にしたものなのか、どんどん人が変わるのかも、いまんところ分からない。
EPなんで3曲だけなんだけど、うれしい1枚だったんで取り上げた。
マクブライド意外のメンバーが分からない状態で聴き始めた。
ん !!! このギターの音は、ひょっとして!
マイク・スターンではないか ?!
やっぱりそうだ。
マイク・スターン、調子よさそうではないか!(理由は、こちらを参照 ↓)
他のメンバーはというと、
ドラムが、エリック・ハーランド。
サックスが、マーカス・ストリックランドというご機嫌なメンツだ。
1曲目が、オーネット・コールマンのブルース。
そして次は、あの “ オン・グリーン・ドルフィン・ストリート ” 。
3曲目は、マクブライドがエレキ・ベースを弾いて、
フュージョンぽい90年代風のマイク・スターンを意識した楽曲。
あたかも、ブレッカーが出てきそうな雰囲気だけど、マクブライドのオリジナル。
なんといってもマクブライドのベースラインは最高だし、
ソロでも相変わらずの存在感を見せつける。
ストリックランドも言うことないし、
ハーランドは、それぞれのメンバーのソロにあわせて
つかず離れず叩きまくる。
聴いてるこちらもそうなるけど、
それからメンバー各自にも、
マイク・スターンを見守るような温かな視線を感じる気持ちいいセッション。
スターンのあのギターの音色は、こちらの肌身にも染みこんだものなので、よき週末を。
思わずホッコリしましたとさ。