このジャケットはイカの女王 ?! SWのマズ・カナタ ?! はたまた新時代のメデューサか ?! ひょっとしてアマビエ様では ?! （違う）
きょうは、内角高めの速球でいくよ！のけぞって尻餅つかないよう要注意。
まずニーボディとはもう何度も登場のベン・ウェンデルひきいるジャズ系ジャムバンド。ジャズにロック、ビート・ミュージックなどを取り入れた越境的存在。
そして、そんなベン・ウェンデルとは高校生の時からの盟友であるデイデラスことアルフレッド・ダーリントン。こちらは生演奏にも触手を伸ばすビート・ミュージックの奇才。そんな両者のコラボレートが本作品。
もう1曲目からカッコよさにのけぞる。
ネイト・ウッドのドラムが呪術的で病みつき。
その上に構築されるアンビエントでファンタジックな空間。
浮遊するトランペット、サックス、エレピの調べ。
また、浮遊するだけではなくたたみ掛けるビートの楽曲は、「闇に紛れし夜の種族よ、決起せよ！」（意味不明）とでも聞こえてくるような血湧き肉躍るサウンド。
そして、スローなナンバーでは体験したことない美しい酩酊。
ビターでダークでアンビエントなファンタジー。
でも、しっかりジャズしてる。いや、これこそが新世紀ジャズ。
越境者同士のコラボレートが生んだ傑作。
ちなみにアートワークは、ロサンゼルスを拠点とする夫婦KozueとDan KitchensのイラストレーターチームのKozyndan。
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆☆
Fantastic / ファンタジック度 ☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
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Tenor Saxophone, Melodica – Ben Wendel
Trumpet – Shane Endsley
Drums – Nate Wood
Bass – Kaveh Rastegar
Electric Piano, Keyboards – Adam Benjamin
Mastered By – Nate Wood
Producer – Alfred Darlington, Ben Wendel, Kneebody
Sampler, Programmed By – Alfred Darlington
Artwork [Original Artwork By] – Kozyndan
