ポリリズム養成ギブスⅡ
菊地成孔のユニットDCPRG!
Polyrhythm Training GibbsⅡ.
DCPRG, the unit of Naruyoshi Kikuchi.
Date Course Pentagon Royal Garden / Structure Et Force / 2003
Conductor, CD-J, Keyboards – 菊地成孔/Naruyoshi Kikuchi
Bass – 栗原正己
Synthesizer, Electric Piano, Clavinet – 坪口昌恭/Masayasu Tzboguchi
Drums – 藤井信雄, 芳垣安洋
Guitar – Jason Shalton, 高井康生
Percussion – 大儀見元
Tabla – 吉見征樹
Soprano Saxophone – 津上研太
Tenor Saxophone – 後関好宏
Trombone – 青木タイセイ
Trumpet – 佐々木史朗
Tuba – 関島岳郎
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Funky / ファンク度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
きのうは、菊地成孔DCPRGを紹介したので、もう1枚いってみよう。
これは、2003年のセカンド・アルバム。
DCPRGの中でオイラが最も気にいっているアルバムだ。
もちろん、このアルバムも変拍子、ポリリズムの洪水。
アルバムタイトル(「構造と力」という浅田彰氏の著作もありましたね、懐かし〜)は、
「DCPRGのジャズは、ソロでもノリでもなく楽曲の構造にこそ美しさと力が宿るのだ!」と高らかに宣言している。
ここまで他にない明確なコンセプトをかかげ、その楽曲と演奏力でもって否が応にもそのコンセプトを納得せしめたバンドは日本で他にいない。いや世界でもなかなかない。
紛れもない傑作。
きのうも書いたけど、かえすがえすもライブに行きたかった、無念。
ちなみに彼らの正式バンド名は、
第1期〜第2期(2001年〜2007年)が、Date Course Pentagon Royal Garden 。
第3期(2010年〜2015年)が、DCPRG 。
第4期(2015年〜2017年)が、dCprG 。
第5期(2017年〜2021年)が、DC/PRG となっている。
ややこし。ま、読みはずっとディー・シー・ピー・アール・ジーだけどね。
期ごとに微妙にメンバーが替わっている。
詳しくは、こちらを Wikipedia:dCprG 。