前作から大きく進化、ほかの誰でもないダイナソーのスタイルを確立した名盤。極太のグルーヴと目眩くサウンドスケープにダイブせよ!
はい、先週紹介したUK、エディション・レーベルからダイナソーの2作目。
これね、もう最初にいうけど名盤。
何て言えばいいんだろう。一言、心がときめく !!!
前作の紹介では、 “ エレクトリック・マイルス、あるいはウェザーリポートの影響 ” なんて書いちゃったけど、本作では、そんな言葉を全て過去のものと葬り去った。ほかの誰でもない唯一無二のダイナソーのスタイルを確立したといって過言でない。たった2年でこの進化、すばらしい。
いや、前作だって好きなアルバムだけど、今度はぶっ飛ぶ。
オープナー、いきなり物語の始まりを告げるファンファーレにときめき。
2曲目を聴くうちに、このアルバムの虜になってる。
なんだろ、目眩く映画のサウンドトラックのような作品。
極彩色の夢を見ているような、儚いディストピアのような。
懐かしい香りのするどこか遠い異国の民謡のような、ファンタジックな不思議の国の物語のような。
そんな、可愛らしくもサイケデリックで、愛おしくも暴力的なサウンドスケープ。
極太で遊びに満ちたグルーヴを纏って、たたみ掛けるカレイドスコープ。
それがダイナソー・サウンド( ?! いまハイボール2缶空けた)。
みんなも、これ聴いてハイになってくれ。
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆
Fantastic / ファンタジック度 ☆☆☆
Dreamy / ドリーミー度 ☆☆☆
Nostalgic / ノスタルジック度 ☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆
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Trumpet, Synth – Laura Jurd
Drums – Corrie Dick
Bass – Conor Chaplin
Electric Piano, Organ, Synth – Elliot Galvin
Music By, Producer – Laura Jurd