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Eshed Korten Biolcati Kim / A Way Out / 2021年
エシェド コルテン ビオルカティ キム / ア・ウェイ・アウト/ No,3053

イスラエル出身、気鋭のギタリスト ヨアヴ・エシェド、自身のカルテットでの最新作!

Eshed Korten Biolcati Kim / A Way Out

Guitar – Yoav Eshed
Piano – Lex Korten
Bass – Massimo Biolcati
Drums – Jongkuk Kim
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆
Ambient / アンビエント度 ☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

きょうは、ヨアヴ・エシェド最新作。
先頭に名前があるから、たぶんエシェドがリーダーのカルテットのはず。

昨日紹介の “ August ” に比べると随分コンテンポラリーなスタイルの楽曲になってきた。

ピアノとギターのユニゾンでのテーマに、大胆にあばれるドラムス。
そして一転してカート・ローゼンウィンケルばりのエフェクタ使ったヴァイオリンぽい音色のギター。

また、前回同様(ベーシストは替わったけど)ベースラインが大きく前にでで、ピアノとギターでの重厚なコード・アンサンブルというエシェド・スタイルというような型も健在。室内楽的なドラムレスの曲もある。

エシェドの曲が2曲、ビオルカティ1曲、コルテン2曲、カヴァー3曲。
完璧な楽曲というよりも各自が持ちよったモチーフを全員で作りあげてゆく感じで作っているみたい。

カヴァーは、ウェザーリポートというかジョー・ザヴィヌル “ Young And Fine ” わぉ!
それに、ロジャース&ハマースタインのスタンダード “ 春の如く ”  。
そして、ケニー・ホイーラー “ Nicolette ”。
いずれも、原曲を知ってるだけにエシェドのギター・ソロのメロディアスな歌心、各自のアンサンブルの妙などが分かりやすくて、たのしめる。

ジャケット・デザインも、なかなかかっこいい。

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