ドイツ在住のアルゼンチン人ミュージシャン ガブリエル・ペレス率いるザ・サウンドトリップ・オーケストラ、クリス・ポッターを迎えて描くサウンドスケープ。
The Sound Trip Orchestra, led by Gabriel Pérez, an Argentine musician living in Germany, creates a soundscape with Chris Potter.
Gabriel Pérez & The SoundTrip Orchestra feat. Chris Potter, Luciano Biondini, Martin Bruhn, Afra Mussawisade / Guaraní / 2015
Tenor sax – Chris Potter
Acordeon – Luciano Biondini
Percussions – Afra Mussawisade, Martín Bruhn
Vocal – Sabeth Pérez
all music composed by Gabriel Pérez.
The Soundtrip Orchestra:
Reeds: Pascal Bartoszak, Max Schweder, Lennart Allkemper, Marc Doffey, Nils Wrasse
Trumpet – Lorenzo Ludemann, Maximilian Seibert, Christian Mehler, Konstantin Döben, Karsten Müller, Martin Berner
Trombones – Sebastian Stanko, Tobias Link, Carla Köllner, Adrian Prost, Patrick Embgenbroich
Rhythm – Alexander Wünsche, Jakob Lüffe, Sven Kirsten, Caris Hermes, Lukas Lüffe, Niklas Walter, Frederik Villmow
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Nostalgic / ノスタルジック度 ☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
きのうは、スナーキー・パピーのライブに客演したクリス・ポッターの動画を紹介したけど、
きょうも、クリス・ポッターの客演が光る1枚をおとどけ。
ガブリエル・ペレスは、1964年生まれのドイツ在住のアルゼンチン人ミュージシャンで、ジャズと母国の伝統的なスタイルを融合させ、独自のサウンドを生み出してる。
ちょっと聴いてもらえば分かるけど、間違いなく楽しい。
広い空、大地の緑、清らかな水の流れなどが想像できる楽しいサウンドだ。
パット・メセニー、アントニオ・ローレイロ、マリア・シュナイダー、ロドリーゴ・G・ファレン好き、
ブラジル、アルゼンチンなどのサウンドが好きなヒト(嫌いな人は、あまりいないか)なら、間違いなく惹かれるはず。
聴き始めてすぐに、ちょっと古めのアレンジメントかな、と思うんだけど、
そのリズム、青空が拡がるようなサウンドに引き込まれて、そんなことはどうでもよくなってくる。
というか、それさえも計算なのか、とも思えてくる。
哀愁のアコーデオン、大地の唄、ひた走るリズム。
ジャケット・デザインがまたいい。
世の中には、まだまだ知らない音楽、ミュージシャン、オーケストラがあって楽しい。