「僕らがステージに立ち、シンセのようなディストーションのかかったニックのベースと、ロブが人力で叩くハウス・ビートで子供やお爺さん、若者、誰もがみんなが踊ってくれること、これが一番大事なんだ。僕らの音楽をどうこう言われるのは全然僕らは気にしないよ」/ 週末コンフォート
GoGo Penguin / GGP/RMX / 2021年
GoGo Penguin
Piano – Chris Illingworth
Bass – Nick Blacka
Drums – Rob Turner
Remix – Cornelius, Machinedrum, Yosi Horikawa, Rone, Squarepusher, Nathan Fake, 808 State, James Holden, Shunya, Clark, Portico Quartet
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Degree of
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
たまには週末、派手な音楽でいこう。
ずっとUKジャズの流れできたんで、今日はゴーゴー・ペンギンの “ GGP/RMX ” 。
これは、2020年にリリースされた自らのバンド名を冠したアルバムのリミックス盤。
バンドが数年にわたりコンセプトを温めていたというリミックス・アルバム。
ジャズのアーティストがリミックス盤を出すという発想自体がまずない。完全にダンス・ミュージックのアプローチでおもしろい。
世界最高峰のリミキサーが名を連ねる中、日本からはコーネリアス小山田圭吾とYosi Horikawa (ヨシホリカワ)が参加しているということ。オイラは、小山田圭吾とPortico Quartetの名前しか分からなかったけど。
こんな動きが、もっともっと出てきたらおもしろいのにな、いや出てくるかもね。
だって、天下のBLueNoteから出されてるんだもん(そういえば、このアルバムもよかった)。
鬱陶しい季節を、世間の状勢を、ダンス・ミュージックで蹴散らせ。
みなさま、よき週末を。