筋金入りのアフロ・ジーサン、イドリス・アッカムーア!
Hardcore afrobeat old man,Idris Ackamoor!
Idris Ackamoor & The Pyramids / Shaman! / 2020
Tenor Saxophone, Keyboards, Lead Vocals – Idris Ackamoor
Congas – Jack Yglesias
Drums – Gioele Pagliaccia
Electric Bass – Ruben Ramos Medina
Flute, Vocals – Margaux Simmons
Guitar, Vocals – Bobby Cobb
Violin, Vocals – Sandra Poindexter
Composed By, Lyrics By – Idris Ackamoor
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Nostalgic / ノスタルジック度 ☆☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆☆
Spiritual / スピリチュアル度 ☆☆☆
Aflobeat / アフロスタイル度 ☆☆☆
Funky / ファンク度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
まさかのTokio Aoyama デザイン繋がり3連発目!
ヤバそなアルバム、イドリス・アッカムーア&ザ・ピラミッズ。
て思うよね。なんだか呪詛的音楽が繰り広げられるのでは!と。
いや、いたってオールドスクールでむしろいい湯加減のアフロ・ビートがそこにある。
なんたって1970年代から活動していたメンバーそのままで、このアルバムは作られてるらしい。
筋金入り、いぶし銀の、アフロ野郎たちだ。
イドリス・アッカムーアは、このヒト↓、筋金入り(笑)のアフロ・ジーサン(1951生まれ)。
自然治癒についてのタイトル曲 “ Shaman! ” 。
故国を遠く離れたそれぞれの地で暮らしている人達へのメッセージ ” When Will I See You Again? ” 。
祖先への敬意を表した “ Salvation ” 。
メンターとして慕うセシル・テイラーへのトリビュート “ Theme For Cecil ” 。
アフリカからの最後の奴隷船クロティルダ号について “ The Last Slave Ship ” 。
アフリカ民謡を下敷きとしドゴン族のことを歌った “ Dogon Mysteries ” 。
いい湯加減で聴けるけど、そのメッセージはあくまでも熱く含蓄がある。
咆哮をあげるサックス。
軽やかに舞うフルート&ヴァイオリン。
鮮烈なギタープレイ。
そして何といっても熱量全開のグルーヴ、本物だ。
いまだ、地球は哀しみに満ちている。