“Countdown” のあとに収められたジョーイの子供声がかわいい!
“Joey’s child voice, recorded after ‘Countdown’, is cute!
Joey Alexander / Countdown / 2016年
ジョーイ・アレキサンダー / カウントダウン
Piano – Joey Alexander
Bass – Dan Chmielinski (tracks: 1, 2, 7)
Bass – Larry Grenadier (tracks: 3 to 6, 8, 9)
Drums – Ulysses Owens Jr.
Soprano Saxophone – Chris Potter (tracks: 5,10,11)
はい、きょうも現代ジャズドラマー列伝《 ユリシーズ・オーウェンズJr.の巻 》第7段。
インドネシア・バリ島で生まれのピアニスト、ジョーイ・アレキサンダーのセカンド、
12歳の演奏。
なかなか、聴き応え十分。
とても小学生(日本なら)の演奏とは思えない。
1曲目には、ラテンのオリジナルをぶつけて来た。
タイトル曲 “ Countdown ” とかワクワクするし、
ハードな曲と、ロマンティックなバラードが交互に入ってる感じで、とても聴きやすい。
あと、“ 処女航海 ” も演奏してるけど、
この曲は、クリス・ポッターが吹いている。
まあ、どうしてもサックスにばかり耳がいってしまうが、
それはそれで仕方ないし、それもまたいい。
“Countdown” のあとにはメンバーが談笑する声が、ちらっと収められてる。
ジョーイの子供声が、かわいらしい。
いろんな意味で、楽しめる一枚。
ネットで調べると、
当時ウィントン・マルサリスのもとで学ぶジョーイに対し、
彼がマルサリス色に染まることを危惧する意見が、
けっこう見受けられた。
そこまで、マルサリス嫌われるか、
て書かれようだけど、言いたいことも分からないでもない。