意外にもジョン・スコフィールドとジェラルド・クレイトンの相性は良さそう!
Surprisingly, John Scofield and Gerald Clayton seem to have good chemistry!
John Scofield / Combo 66 / 2018
Guitar – John Scofield
Bass – Vicente Archer
Drums – Bill Stewart
Piano, Organ – Gerald Clayton
++++++++++++++++++++++++++++++++++
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
きょうもピアニスト、ジェラルド・クレイトンの参加アルバムから
ちょっと意外な組みあわせ、2018年のジョン・スコフィールドのアルバム。
タイトルの66は、ジョン・スコの年齢からとったそう。
メンバーは、盤石のコンビ、ドラムのビル・スチュワート。
あとは一新してて、ピアノのジェラルド・クレイトンに、
ベースがヴィチェンテ・アーチャーだ。
ジェラルド・クレイトンは、オルガンも弾いている。
一聴して、いつものジョン・スコ、いい調子だ。
ビル・スチュワートがいれば、もうジョン・スコ・ワールド。
クレイトンは、なんかソツなくこなしてる感じだけど、
ソロになった途端に存在感を増す、さすがだ。
絶妙にアウトするフレージングは、ジョン・スコと共通だけど、
オリジナリティを感じさせる音のチョイスが気持ちいい。
オルガン・ソロもジョン・スコばりに拠れたりしておもしろい。
逆にジョン・スコのソロの部分では、まだ遠慮があるのだろうか。
もっと絡んで欲しかった。もう少し時間が必要なのかもしれない。
音のバランスも、ソロ以外ではジョン・スコに傾きがちな気がする。
もうちょっと驚きが欲しかった気はするが、
安定のジョン・スコ・ミュージックは、健在だ。
ジョン・スコとクレイトンの相性は、よさそう。
もっと、突っ込んだプレイの今後にも期待できそうだ。