ジョン・スコ、ブルー・ノートに残した極上のグルーヴ集!
John Scofield, A collection of the finest grooves left on Blue Note!
John Scofield / Steady Groovin’ / 2000
ジョン・スコフィールド / ステディ・グルーヴィン
Guitar – John Scofield, Bill Frisell (Tracks: 10)
Bass – Charlie Haden (Tracks: 10, 11), Dennis Irwin (Tracks: 1, 2, 4, 5 to 9), Marc Johnson (Tracks: 3)
Drums – Bill Stewart (Tracks: 2, 3, 5, 6, 8, 9), Idris Muhammad (Tracks: 1, 4, 7), Jack DeJohnette (Tracks: 11), Joey Baron (Tracks: 10)
Percussion – Don Alias (Tracks: 1, 2, 4, 6 to 9)
Organ – Larry Goldings (Tracks: 1, 2, 4, 6 to 9)
Saxophone – Howard Johnson (Tracks: 1, 4, 7), Joe Lovano (Tracks: 3, 5, 11)
Clarinet – Howard Johnson (Tracks: 7)
Trumpet – Randy Brecker (Tracks: 1, 4, 7)
Flugelhorn – Randy Brecker (Tracks: 10)
Trombone – Jim Pugh (Tracks: 10), Steve Turre (Tracks: 1, 4, 7)
Tuba – Howard Johnson (Tracks: 4)
French Horn – John Clark (Tracks: 10)
Tenor Saxophone – Billy Drewes (Tracks: 1, 4, 7), Eddie Harris (Tracks: 2)
現代ジャズドラマー列伝、今日も ≪ ビル・スチュアートの巻 ≫ で第7弾!
2000年のジョン・スコフィールドのアルバム。
相変わらずギタリストから大人気のビル・スチュアート。
ブルーノート在籍時のベスト・アルバム第2弾ということなので、
ま良いのは当然だし、参加ミュージシャンも豪華だ。
「ジャム・バンド・シーン」のリスナー向けに選曲したということで、
ノリノリだしファンク&ブルージーな空気増し増しで、ご機嫌なことこの上ない。
メンバーは、まずドラムがビル・スチュ(6曲)に加え、
イドリス・ムハンマドが3曲、あとジャック・ディジョネットが1曲、
ジョーイ・バロンが1曲叩いてる。
オルガンは、昨日のアルバム同様ラリー・ゴールディングス。
ベースは、デニス・アーウィンに加え、チャーリー・ヘイデン2曲、マーク・ジョンソン1曲。
ギターで、ビル・フリーゼルが1曲。
パーカッションには、ドン・アライアス。
サックスで、ハワード・ジョンソンにジョー・ロバーノ。
トランペットにランディ・ブレッカー。
さらには、ホーンセクションで5人が入ってる。
ジャケットの黄色も鮮烈だし、なによりジョン・スコ楽しそうだ。
ベスト盤みたいなものなのでビル・スチュと他のドラマーとの聴き比べとか、
参加ミュージシャンごとの空気感の違いみたいなのをクレジット見ながら楽しめる1枚。
ジョン・スコの音色やプレイも、いつになくハッちゃけた選曲でグットだ。
Bill Stewart / ビル・スチュアート
– 1966年、アイオワ州デモイン生まれ –
両親が持っていたジャズやR&Bのレコードを聴いて育つ。独学で学んだドラムは7歳で演奏を始めた。高校時代には、スタンフォード・ジャズ・ワークショップのサマー・キャンプに参加、そこでディジー・ガレスピーに出会う。ノーザンアイオワ大学に入学し、ジャズバンド、マーチングバンド、オーケストラで演奏。その後、ウィリアム・パターソン大学に編入し、エリオット・ジグムンドとホレイシー・アーノルドにドラムを学び、デイブ・サミュエルズに作曲を習った。
在学中にジョー・ロバーノに出会う。また1990年にはピアニストのフランク・アムサレムと最初のレコーディングを行っている。
多くのミュージシャンと仕事をしているが、1989年から活動しているラリー・ゴールディングス、ピーター・バーンスタインとのトリオは現在まで続く人気ユニット。特にギタリストからのコールが多く、パット・メセニー、ジョン・スコフィールドなど重鎮たちから信頼が厚い。
そのライドスタイル、独自のスウィング感など際立つ個性は、コンテンポラリーなジャズとの相性の良さも ぴかいちである。