ジョン・スコフィールドが、ジャムファンク系から一転ストレート・アヘッドな4ビート・アコースティック・ジャズへと回帰した1枚。
John Scofield’s return to straight-ahead four-beat acoustic jazz, a departure from his jam-funk style.
John Scofield / Works for Me / 2001
Guitar – John Scofield
Alto Saxophone – Kenny Garrett
Bass – Christian McBride
Composed By – John Scofield
Drums – Billy Higgins
Piano – Brad Mehldau
Executive-Producer – Erin Whelan, Susan Scofield
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆☆
Modern Contemporary / 本流回帰度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
金曜日、きょうまでケニー・ギャレット繋がり。
きょうの1枚は、時代をぐっと遡って2001年、ギタリスト ジョン・スコフィールドのアルバム。
メンツがなかなかエグい。
もちろんギターのジィン・スコとサックスでケニー・ギャレット。
昨日のアルバムにも加わってたベースのクリスチャン・マクブライド。
出会いがアルバム制作のきっかけとなったというドラムのビリー・ヒギンス(この2001年に急逝)。
そして、ピアノのブラッド・メルドーという鉄壁なメンバー。
なんとなく、
アウトしそうなジョン・スコ、ギャレット、メルドーをマクブライドとヒギンスが手綱をとる感じかなと思ったら、以外とハラハラしない、極めてまっとうな感じ。
まあジョン・スコのギターに慣れていない人には、ふつうのジャズには聴こえないのかもしれないけど。
もうちょっと尖っててほしかったんだけど、みんなビリー・ヒギンスに遠慮してるのかもしれない。
ともあれ、いい湯加減の盤石なジィン・スコ・ジャズが展開されてて気分よし。
ちょっとメルドーのピアノの定位・バランスがなんだか遠い感じだけが気になる。