試験にでる現代ジャズ ≪ 入門編 ≫ Vol.026
Joshua Redman, Brad Mehldau / Nearness / 2016
ジョシュア・レッドマン, ブラッド・メルドー / ニアネス
現代ジャズを背負って立つ盟友ジョシュア・レッドマンとブラッド・メルドーによる珠玉のデュオ。
Contemporary Jazz for Exams
≪ Introductory Edition ≫Vol.026
Joshua Redman, Brad Mehldau / Nearness / 2016
A gem of a duo album by Joshua Redman andBrad Mehldau, two of the greatest jazz musicians of our time.
Joshua Redman / Brad Mehldau / Nearness
Saxophone – Joshua Redman
Piano – Brad Mehldau
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
さて月曜日、試験にでる現代ジャズ ≪ 入門編 ≫ブラッド・メルドーのデュオ2連発、きょうは盟友ジョシュア・レッドマンとの傑作。(あっ、このアルバムも3回目掲載)
現代ジャズの最前線をひた走ってきたこの2人の初共演は、これ ↓
1994年のことだ。
2016年ということは、この時点で22年が経過している。
たがいに刺激しあい、成長してきた2人の持てるものを全てを注ぎ込んだというか、
ライブ盤なので、さらけ出したというべきか。
とにかく気迫、1音1音への集中力が素晴らしく、
1曲終えるごとに聴いてるこちらまで思わず唸りを漏らす。
2人の織りなすインタープレイの素晴らしさ。
全74分が、瞬く間に過ぎるほど濃密な時間。
まさしく、これがジャズだ。
もっとも、そこまで集中して聴かなくとも、
2人の弾む会話、美しい響き、
リズム隊なしのデュオならではの軽やかさは、こころを晴れやかにしてくれる。
ジャズ史に残る名盤。