現代ジャズ・キング・オブ・カルテット、堂々の1枚。
The king of contemporary jazz, the quartet is a magnificent one.
Joshua Redman, Brad Mehldau, Christian McBride, Brian Blade / LongGone / 2022
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone, Written-By, Producer – Joshua Redman
Bass – Christian McBride
Drums – Brian Blade
Piano – Brad Mehldau
Written-By [All Songs] – Joshua Redman
++++++++++++++++++++++++++++++++++
JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Melancholy / メランコリー度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
さて本日は、本年度のベストを狙えるキング・オブ・カルテット、
ジョシュア・レッドマン、
ブラッド・メルドー、
クリスチャン・マクブライド、
ブライアン・ブレイドのカルテットの新譜だ。
とにかく2020年の前作のインパクトは大きかった。
いや、大きすぎたかも。期待値あがりすぎたかも。
正直、今作はちょっと肩透かし。
力の抜けたというか、オトナしめな曲がならぶ。
聞けば、前作と同時録音というではないか。
ただ、本作は全作品がジョシュア・レッドマンの曲となっている。
初めから、別けるつもりで録ったのか ?!
ただ、ラストの “ Rejoice ” のみライブ・レコーディング。
この曲で、それまでのモヤモヤが一気に吹っ飛ぶ。
4人の音が瑞々しいというか、生々しく迫り、
「これだよこれ!聴きたかったのは!」
と心の中で叫んだのは、オイラだけではないはず。
ま、もちろんこの4人の演奏だから、
それまでの曲だって良くないはずがない。
ちょっとジミめだというだけだ。
それにしても、この “Rejoice” 聴くと、
やっぱこの4人の生、マジで体感したいと唸らざるを得ない。
4人のフリー・トークも実に楽しそうだ ↓