躍動感あふれる命の賛歌、ギャレットとゴンザレスの音楽性がバランスよく融合した名盤!
A vibrant anthem for life, a masterpiece with a well-balanced blend of Garrett and Gonzalez’s musicality!
Kenny Garrett / Seeds From The Underground / 2012
Alto Saxophone, Soprano Saxophone, Piano, Producer, Written-By, Arranged By – Kenny Garrett
Bass – Nat Reeves
Drums – Ronald Bruner Jr.
Percussion – Rudy Bird
Piano – Benito Gonzalez
Vocals – Nedelka Prescod
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Spiritual / スピリチュアル度 ☆☆☆
Afro flavour / アフロ度 ☆☆
Latin flavour / ラテン度 ☆☆
Modern Contemporary / 本流回帰度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
きのうケニー・ギャレットを紹介したけど、これまで少ししか紹介していなかったので、引き続きケニー・ギャレットをいってみよう。
このアルバムは、2012年のアルバム。
メンバーがベース、ナット・リーヴスに、ピアノがベニート・ゴンザレス。
パーカッションのルーディー・バード、そしてドラムにロナルド・ブルーナー・ジュニア。
きのう、ギャレットのドラマー起用について書いたけど、
ブライアン・ブレイド → クリス・デイブ → エリック・ハーランド、
ロナルド・ブルーナー・ジュニアですよ、ちょっと凄くない ?!
ブルーナーは、もちろん元気いっぱい!(ジャズ界いち音のでかいドラマー)
このアルバムもフュージョン色はなく、真っ向直球のどジャズ展開。
ケニー・ギャレットのコルトレーン・イズム(?)が吹き荒れる。
いや、ベネズエラ出身のピアノ ベニート・ゴンザレスが、むしろ自身のアルバムか!
というくらい目立ってて、コルトレーンというかマッコイ・タイナーばりに弾きまくってて楽しい。
アフロ・スピリチュアル色が強いんだけど、ラテン色な味つけや、明るいパーカッションのおかげで重苦しくはなく軽快だ。熱量高く爽やかに吹きまくり弾きまくる。
躍動感あふれる命の賛歌、ギャレットとゴンザレスの音楽性がバランスよく融合した名盤。