終始流れるいい空気、いい湯加減、心地よいスウィング。
頑張りたくない日の、頑張れない日の極上オルガン&ギター、ラリー・ゴールディングス&ピーター・バーンスタイン。
Larry Goldings / Ramshackle Serenade / 2014年
Organ – Larry Goldings
Guitar – Peter Bernstein
Drums – Bill Stewart
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Degree of
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
きょうもドラマー、ビル・スチュアート繋がり。
オルガンのラリー・ゴールディングスとギター、ピーター・バーンスタインとのトリオ。
このトリオ、何度かアルバム作ってる仲良しオジさんトリオ。
もはや、ツーカー言葉も気負いもテライもいらない仲(たぶん)。
じつはこのブログ仕込は前日にやって、朝あらためて聴きながら書いてアップしてる。
明日の朝は、おそらく酒が残ってることが予想(ひさびさ気のいい仲間との中郡飲みだ!)されるので、このアルバムを用意した。それほど、カラダと心にやさしい1枚なのだ。
またもや激シブ、気怠い5拍子でのスタート。
もはや、ビル・スチュアートの仕業としか考えられない。好きなんだね。
ハナから終始いい空気が流れる。
いい湯加減の、心地よいスウィングが続く。
いい意味で、頑張りすぎない、力まない。かといって手を抜いてるわけでもない。
ほどよいキック、ほどよい刺激、でも端正な一流の仕事。
まさしくバーンスタインのギター、ザ正統派、教科書と言える内容。
いい大人の、スムースというかクールというか、ご機嫌な時間が緩やかに続く。
お酒が残ってる人にも、そうでない人にもオススメのアルバム。