An irregular trio / 変則トリオ

Jazz Drummers of Today
現代ジャズドラマー列伝

Bill Stewart / ビル・スチュアート / No,002
週末コンフォート

Bill Stewart / ビル・スチュアート
– 1966年、アイオワ州デモイン生まれ –

両親が持っていたジャズやR&Bのレコードを聴いて育つ。独学で学んだドラムは7歳で演奏を始めた。高校時代には、スタンフォード・ジャズ・ワークショップのサマー・キャンプに参加、そこでディジー・ガレスピーに出会う。ノーザンアイオワ大学に入学し、ジャズバンド、マーチングバンド、オーケストラで演奏。その後、ウィリアム・パターソン大学に編入し、エリオット・ジグムンドとホレイシー・アーノルドにドラムを学び、デイブ・サミュエルズに作曲を習った。
在学中にジョー・ロバーノに出会う。また1990年にはピアニストのフランク・アムサレムと最初のレコーディングを行っている。

多くのミュージシャンと仕事をしているが、1989年から活動しているラリー・ゴールディングス、ピーター・バーンスタインとのトリオは現在まで続く人気ユニット。特にギタリストからのコールが多く、パット・メセニー、ジョン・スコフィールドなど重鎮たちから信頼が厚い。

そのライドスタイル、独自のスウィング感など際立つ個性は、コンテンポラリーなジャズとの相性の良さも ぴかいちである。

Larry Goldings Trio / Light Blue / 1992
ラリー・ゴールディングス・トリオ / ライト・ブルー

1989年から続く不動のオルガントリオのセカンドアルバム / 週末コンフォート
Second album by the steadfast organ trio since 1989 / Weekend Comfort

Larry Goldings Trio / Light Blue / 1992年

Organ – Larry Goldings
Guitar – Peter Bernstein
Drums – Bill Stewart

リラックスをテーマに週末コンフォート。
ちょうどいい具合に、ビルスチュにいい湯加減アルバムがあった。

メンバーは、↑ の説明にもある1989年から活動しているオルガンのラリー・ゴールディングス、ギターのピーター・バーンスタイン、そしてドラムがビル・スチュアートという現在まで続く人気のトリオ。オルガン・トリオによくあるベースレスの展開。

ほんとはファースト・アルバムを挙げたかったけど、Spotifyになかったので、この2枚目を。

ほんとアルバム通して終始いい湯加減、いい調子が続いてる。
ハナからこの3人は、相性がピタッと来たんだろうね、心地よいグルーヴ。

そういえば、来週にはまた寒波が来そうだけど、
オイラ、寒いところへひさびさ旅に出て参ります。

ということで、来週はお休み。
みなさま、よき週末を。

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