ジャック・デジョネットのファンであるルイス・ペルドモのたっての希望で実現したアルバム。
Luis Perdomo, a fan of Dijonetto’s, requested that they perform together on this album.
Luis Perdomo with Drew Gress and Jack Dejohnette / Universai Mind / 2012
Piano – Luis Perdomo
Bass – Drew Gress
Drums – Jack DeJohnette
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Modern Contemporary / 本流回帰度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆
ルイス・ペルドモをもう1枚。
きょうのは、2012年リリース。ドリュー・グレス、ジャック・デジョネットとやったピアノ・トリオ。
ディジョネットのファンだったペルドモのたっての希望で共演がかなったというアルバム。
そりゃ〜気合い入りまくりだよねペルドモ。
そして、その熱に応えるべくデジョネットが絶好調。自身のアルバムより弾けてる。
デジョネットとの共演も多いドリュー・グレスも息ピッタリにこれでもかと盛り上げる。
全11曲中、8曲がペルドモ作で内2曲がデジョネットとの共作。
冒頭、ジョー・ヘンダーソン ” Tetragon ” から、もうご機嫌。
哀愁をふくんだ2曲目が、またグッとくる。
3曲目はアップテンポで、冒頭のディジョネットとのバース交換からもうイケイケ。
4曲目は2人のデュオにまたニヤニヤ。
こんな調子でもう一気通貫。
デジョネット作の7曲目、そしてラストペルドモ曲がまた秀逸、萌える。
全編にわたって曲ごとの個性と3人の技で飽きさせず、
ノリと驚きとニヤニヤと感嘆の波状攻撃で、もう素晴らしいの一言に尽きる作品。
ピアノ・トリオの教科書と言っても過言ではない名作。