ブラウン&ラガヴァンの最強リズム隊で堪能する直球ど真ん中ピアノ・トリオ!
A straight-ahead piano trio featuring Brown and Raghavan’s strongest rhythm section!
Marko Churnchetz Trio / Place To Live / 2019
Piano, Producer – Marko Churnchetz
Bass – Harish Raghavan
Drums – Justin Brown
Recorder – Michael Brorby
Vocals [Guest] – Jonathan Hoard
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
金曜日きょうまで、ジャスティン・ブラウン関連です。
大本命ピアノ・トリオ。
マルコ・シュルンチェッツ(読みはよく分かりません)は、1986年スロベニア生まれのピアニスト。オーストリア滞在を経て、現在はNYを拠点に活動中。
オイラは、マルコという名からてっきりイタリア系の人かと勘違いしてて、
なるほど、イタリアンらしいメロディへの希求というか美メロな部分を残しつつも、現代的なアウトする感じが絶妙なバランスのピアニストだな。
などど納得していた。いい加減なものですわ。
でも、そんな感想もあながち間違ってないと思う。
ゴリゴリのコンテンポラリーで、おいて行かれるようなこともなければ、
スムース・ジャズにたいに噛み応えがないわけでもない。
甘すぎず、辛すぎず、よく歌い、よく跳ね、よく転がるいいピアノだ。
ジャスティン・ブラウンのドラミングも、叩きまくってるのにうるさくないし、彼のアコースティックでの力量の高さをまざまざと見せてくれてる。
また、自身のリーダー作やアンブローズ・アキンムシーレのトリオでブラウンと何度もタッグを組んできたベーシスト ハリシュ・ラガヴァンのドライブ感も半端なく、最強のコンビ。
選曲もコルトレーン、パット・メセニー、モンク、ショーター、ケニー・ホイーラーなど取り上げててじつに楽しく熱くなれる。
きのうのフランク・ヴェステ同様、今後も追っかけたいピアノ・トリオ。