明るく前向きな躍動感と爽快感!ベーシスト、マイケル・オイエンの初リーダー作品。
Bright, positive, vibrant, exhilarating! This is the first leader work of bassist Michael Oien.
Michael Oien / And Now / 2015
Bass, Producer – Michael Oien
Acoustic Guitar, Electric Guitar – Matthew Stevens
Alto Saxophone – Nick Videen
Drums – Eric Doob
Piano – Jamie Reynolds
Tenor Saxophone – Travis Laplante (Tracks: 3)
Composed By – Michael Oien
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆
Elegance / エレガント度 ☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆
きょうは、あまりなじみのない人を。
月曜紹介の “ In Common ” でウォルター・スミス3世とタッグを組んでいたギタリスト、マシュー・スティーヴンスが参加しているので見つけたアルバム。
ベーシスト、マイケル・オイエンの2015年のリーダーアルバム “ And Now ” 。
オイエンは、1981年生まれのメリーランド州出身。
クラシック・ピアノ、ロック・ギターを経てベースに転向したという経歴。
ミネソタ大学とバークリー音楽院で学んだらしい。
アルバムのメンバーは、マシュー・スティーブンスにアルトサックスのニック・ヴィディーン。ピアニストのジェイミー・レイノルズ、ドラマーのエリック・ドーブというカルテット構成。
ギターとピアノのほぼデュオ的な美しく静かな曲で幕あけ、
2曲目あたりからベース手動で徐々に躍動感を出して来る。
3曲目 “ Mad to Live ”で、さらにスパーク。
スティーブンスも、激しく弾きまくる。
楽曲は、いずれもメロディアスで親しみやすい。
ソロはもちろんあるけど、
明らかにインプロビゼイションより楽曲が主体。
楽曲で、どんな絵が描けるのか、
あるいは、どんなストーリーが描けるのか、
を重視しているのかな。
メンバー全員が、曲のコンセプトをよく理解して一丸となっているし、
特にピアノのジェイミー・レイノルズがサウンドの要な気がする。
ベーシストらしくドラムとのコンビネーションが楽しく、
グルーヴィーな度台の上にカラフルな色彩を乗っけていくような感じ、
明るく前向きな爽快さに聴いていて楽しくなる。
ベマイケル・オイエン、またひとり楽しみな逸材発見。