ジム・ビアード、プロデュース第49回グラミー最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞ノミネート、マイク・スターンの猫盤。
Mike Stern / Who Let The Cats Out? / 2006年
Guitar – Mike Stern
Bass – Anthony Jackson(Track:11), Chris Minh Doky(Track:1,6,9), Meshell Ndegeocello(Track:2,8), Victor Wooten(Track:7)
Vocals, Bass – Richard Bona(Track:3,4,5,10)
Drums – Dave Weckl(Track:3,5,8,11), Kim Thompson(Track:1,2,4,6,7,9,10)
Harmonica – Gregoire Maret(Track:5,8)
Keyboards, Producer – Jim Beard
Saxophone – Bob Franceschini(Track:1,2,3,4,9,10,11), Bob Malach(Track:7)
Trumpet – Roy Hargrove(Track:2,9)
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
ギター繋がり、きのうはスコフィールドだったんで、きょうはマイク・スターン。
かわいいネコ・ジャケ!
このアルバムは、豪華メンバー。
グラミー最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞にノミネートされてもいる。
トランペットでロイ・ハーグローヴが、2曲参加。
ハーモニカのグレゴア・マレが、2曲参加。
サックスで、ボブ・マラックが、1曲参加。
中心メンバーは、サックスのボブ・フランセスチーニ、ピアノ・キーボードでジム・ビアード。
ベースとドラムは、曲によって分かれてて、
ベーシストにクリス・ミン・ドーキー、ミシェル・ンデゲオチェロ、リチャード・ボナ(3曲スキャット的ヴォーカル)、ヴィクター・ウッテン、アンソニー・ジャクソン。
ドラマーにキム・トンプソン、デイヴ・ウェックルとなっている。
マイク・スターンにしては、ジャズよりというか4ビート多めでうれしい。
タイトル曲かっこよし!ロイ・ハーグローブに涙。
ドラムは、2にとも上手いし、ベースはそれぞれの持ち味、存在感がよく出てる。
そして、リチャード・ボナのスキャットは一服の清涼感をもたらし、マレのハーモニカにしんみり。
マイク・スターンの音も楽曲も、いつもカッコいいし、グラミー・ノミネートも納得のまとまり。
いまの季節に聴くにもってこいの爽やかな名盤。