ソニー・ロスネスが、ポッター、マグブライドを従えておくるカインズ・オブ・ジャズ!
Nenee Rosnes presents Kinds of Jazz with Potter and McBride!
Nenee Rosnes / Kinds of Love / 2021
リニー・ロスネス / カインズ・オブ・ラヴ
Piano, Electric Piano – Renee Rosnes
Soprano Saxophone, Tenor Saxophone, Flute, Bass Clarinet – Chris Potter
Bass – Christian McBride
Drums – Carl Allen
Percussion – Rogério Boccato
本日は、昨日紹介の “Artemis” のリーダー、ピアニストのリニー・ロスネスの最近のアルバムから2021年リリースの1枚。
メンバーは、
まずドラムにベテランのカール・アレン(ってロスネスとほぼ同年代)。
サックスに、天下のクリス・ポッター。
ベースに、これまた天下のクリスチャン・マグブライド。
そして、パーカッションにロジェリオ・ボッカートというメンツ。
いきなり、アグレッシヴな4ビートで幕開け、
つぎはタイトル・ナンバーでしっとり。
3曲めは、軽快なブラジル風ナンバー。ここではロスネスはローズをプレイ。
次は、モーダルでご機嫌なナンバー。
その後は、ちょっとクラシカルで陰影の深いスローなバラード。
バスクラが活躍するミディアム・ナンバー。
そして、チック・コリアチック(?)なラテンナンバー。
明るめの4ビートに戻って、
ラストは、ピアノがリードする現代音楽ぽい楽曲。
アレンの安定したドラミング。
マグブライドの骨太なリード。
ソプラノ、テナー、バスクラと使い分け、
あるいは音を重ねて大きく楽曲に貢献するポッターと観どころはいっぱい。
こんなスゴメンツだもん、色々やりたくなるのも無理ないし、
実際何でもできるメンバーによるバラエティ豊かに楽しめる1枚。
なによりリーダーであるロスネスが楽しくてしょうがないのかもしれない。
オイラと同い年、ジャケ写もグッドなリニー・ロスネスの素敵な1枚。