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Oz Noy / Asian Twisrz / 2015
オズ・ノイ/ アジアン・ツイスト / No.4158

過激な大人たちの突き抜けたパフォーマンス、オズ・ノイ・アジアン・ツアー・ライブ!
Extreme Adults Thrust Through Performance, Oz Noi Asian Tour Live!

Oz Noy / Asian Twisrz / 2015

Guitar – Oz Noy
Bass – Etienne Mbappe
Drums – Dave Weckl
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
R&B feeling / ソウル度 ☆☆☆
Blues / ブルーズ度 ☆☆☆
Funky / ファンク度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

先週2枚ほど紹介したら、なぜか海外含めやたらと反響のあった
イスラエル出身ファンキー・ジャズ・ギタリスト、オズ・ノイをもう1枚。

これは、2015年リリース。ジャケットで分かるように、
Asiaツアーを収めたライブアルバムだ。
ジャケット・デザインもイカしてますね。

ツアー・メンバーということなのか、
ドラムが、マイク・スターンやチック・コリアとの共演で知られるデイヴ・ウェックル。
ベースが、ジョン・マクラフリンや4thディメンション、ザビヌル・シンジゲートでの活躍で知られるティエンヌ・ムバペ。
とこれまでのアルバムとはまた違った強烈な布陣だ。

もう、いつものオズ・ノイ節が炸裂してて最高。

オズ・ノイのギターソロ(ソロだけじゃないけど)は、
やはりアプーローチが尋常じゃないというか、予測不可能というか、変態(もちろん褒めてる)度合いが高くて、延々と聴いていられる。

そして、加えてベースとドラム、それぞれの見せ場もあって退屈しない。
ウェックルのスピードと手数。ムバペのいかにもジャコ・パス・チルドレンなタッチや音色など、ニヤニヤしてしまうシーンがいっぱいだ。

特に変幻自在の曲調の4曲目、途中4ビートで疾走する部分など興奮する。
暴れまわるギターとドラム。
それをキッチリとどめながらも、ここぞの所で唸らせるベース。
適度にラフでありながら、決めどころは一糸乱れぬバシッと感。
過激な大人たちの最高のパフォーマンス。

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