第2のピークを迎えたパット・マルティーノが、敬愛するウェス・モンゴメリーに捧げた1枚。
Pat Martino, in his second peak, dedicated this piece to his beloved Wes Montgomery.
Pat Martino / Remember: A Tribute To Wes Montgomery / 2006
Guitar – Pat Martino
Bass – John Patitucci
Drums – Scott Allan Robinson
Percussion – Daniel Sadownick
Piano – David Kikoski
≪ レジェンダリー・シリーズ ≫ パット・マルティーノの巻、
No.013は、2006年ブルーノートからのリリース。
タイトルのとおりウェス・モンゴメリー・トリビュート・アルバム。
メンバーは、ドラムが相棒スコット・アラン・ロビンソン、
パーカッションは、ダニエル・サドゥニック、
ピアノはデヴィッド・キコスキーに、
ベースは、ジョン・パティトゥーチという強力な布陣だ。
バンド全体が60年代風なスタイルを貫いていて、潔くもきもちいい。
リスペクトあふれる先人への思い。
正確無比なピッキングで繰り広げられるモンゴメリーお馴染みのナンバー。
モンゴメリーをなぞるような演奏なのに、
どっからどう聴いてもマルティーノ節になっているのがさすがの一言。
ただ、このアルバム音質というかバランスが良くない。
せっかくの名手パティトゥーチの音がもこもこだ。
60年代でも、もっと音いいぞ、
何やってんだブルーノート!と叫びたくなる1枚でもある。