悪い予感なんて1ミリもしない盤石のライヴ!
I don’t have the slightest bad feeling about this show!
Gary Burton, Pat Metheny, Steve Swallow, Antonio Sanchez / Quartet Live! / 2009
Vibraphone, Producer – Gary Burton
Bass – Steve Swallow
Guitar, Producer – Pat Metheny
Drums – Antonio Sanchez
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Dreamy / ドリーミー度 ☆☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
試験にでる現代ジャズ、先週ゲーリー・バートンを紹介したら、とある方面にすこぶる評判良かったのでバートン関連をもう1枚。
これは、2009年の作品。
師弟コンビ、ゲーリー・バートン&パット・メセニーに、これまた古いつきあいのベーシスト、スティーブ・スワロー、そしてメセニー・グループの若き実力者アントニオ・サンチェスのドラムという布陣。
バートン&メセニーという蕩ける予感どおり、のっけからいい調子、チック・コリアの曲でスタート。
バートンのソロ、メセニーのソロが素晴らしいのは、まあ当たり前。続くスワローのソロが渋い!
特別な音じゃないのにシビれる。バッキングのメセニーのギターがまたいい。
カーラ・ブレイの曲と続き、3曲目は自らのソロから入るはスワローの曲、かっこいい。
4曲目は、スローなバラード、キース・ジャレットの曲。
気持ちよすぎて眠りそうになった後、少々歪んだギターでかますメセニー。
続いて深い夜を想起する美しいバラード。
そしてサンチェスの存在感が際立つ速いテンポなナンバー。
なんと8曲目はデューク・エリントン、美しい!
続く優美なワルツは、スワロー曲。
そして、カーラ・ブレイの “ Syndrome ”で最高潮に。
サンチェスのドラミングが素晴らしく、
ギターとドラム、またはヴァイブとドラムの対峙が見事。
ラストは、メセニーの “ Question And Answer ” 。
ギター・シンセ・ソロで盛り上げて終了、大満足。